STRUCT
説明
STRUCT は複雑なデータ型を表現するために広く使用されます。異なるデータ型を持つ要素(フィールドとも呼ばれる)のコレクションを表します。例えば、<a INT, b STRING>
のように表現されます。
STRUCT 内のフィールド名は一意でなければなりません。フィールドは、プリミティブデータ型(数値、文字列、日付など)や複雑なデータ型(ARRAY や MAP など)であることができます。
STRUCT 内のフィールドは、別の STRUCT、ARRAY、または MAP であることもでき、これによりネストされたデータ構造を作成できます。例えば、STRUCT<a INT, b STRUCT<c INT, d INT>, c MAP<INT, INT>, d ARRAY<INT>>
のように表現されます。
STRUCT データ型は v3.1 以降でサポートされています。v3.1 では、StarRocks テーブルを作成する際に STRUCT カラムを定義し、そのテーブルに STRUCT データをロードし、MAP データをクエリできます。
v2.5 以降、StarRocks はデータレイクからの複雑なデータ型 MAP および STRUCT のクエリをサポートしています。StarRocks が提供する external catalogs を使用して、Apache Hive™、Apache Hudi、および Apache Iceberg から MAP および STRUCT データをクエリできます。ORC および Parquet ファイルからのみデータをクエリできます。external catalogs を使用して外部データソースをクエリする方法の詳細については、 Overview of catalogs および必要な catalog タイプに関連するトピックを参照してください。