タイムゾーンの設定
このトピックでは、 タイムゾーンの設定方法とその影響について説明します。
セッションレベルまたはグローバルタイムゾーンの設定
time_zone
パラメータを使用して、StarRocks クラスターのセッションレベルまたはグローバルタイムゾーンを設定できます。
- セッションレベルのタイムゾーンを設定するには、コマンド
SET time_zone = 'xxx';
を実行します。異なるセッションに対して異なるタイムゾーンを設定できます。FE との接続が切れると、タイムゾーン設定は無効になります。 - グローバルタイムゾーンを設定するには、コマンド
SET global time_zone = 'xxx';
を実行します。タイムゾーン設定は FE に保存され、FE との接続が切れても有効です。
注意
StarRocks にデータをロードする前に、StarRocks クラスターのグローバルタイムゾーンを
system_time_zone
パラメータと同じ値に変更してください。そうしないと、データロード後に DATE 型のデータが正しくなくなります。system_time_zone
パラメータは、FE をホストするマシンのタイムゾーンを指します。マシンが起動されると、そのタイムゾーンがこのパラメータの値として記録されます。このパラメータは手動で設定できません。
タイムゾーンの形式
time_zone
パラメータの値は大文字と小文字を区別しません。このパラメータの値は次の形式のいずれかで指定できます。
形式 | 例 |
---|---|
UTC オフセット | SET time_zone = '+10:00'; SET global time_zone = '-6:00'; |
タイムゾーン名 | SET time_zone = 'Asia/Shanghai'; SET global time_zone = 'America/Los_Angeles'; |
タイムゾーン形式の詳細については、List of tz database time zones を参照してください。
注意
CST を除き、タイムゾーンの略語はサポートされていません。
time_zone
の値をCST
に設定すると、StarRocks はCST
をAsia/Shanghai
に変換します。
デフォルトのタイムゾーン
time_zone
パラメータのデフォルト値は Asia/Shanghai
です。